グラデーション
ポメ友:この作品、貝殻みたいね。
ハム友:これは大失敗作なんだよ。へそがないよね。へそっていうのはシャフトが通っている入り口と出口の部分。きれいに凹んでいるのを良しとする。
しば友:ありじごくみたいにか?
ハム友:少し違うけど、穴開きトローチの穴周辺の感じだと考えてください。バリもできてるね。バリっていうのは、へその部分を手でなでると、引っかかる部分。そもそもこの作品にはへそがなく、尖っちゃってる。
しば友:まいどまいど、失敗作のせるなよな。
ハム友:でも、pero君はこの作品とっても気に入ってるって。とんぼ玉つくりでは失敗したけど、貝殻つくりでは成功だって。確かに貝殻と考えれば、いい感じだよね。
ポメ友:ものは考え様ってことね。
ハム友:ちなみに技法の話をちょっとするね。寝ちゃうから、ちょっとだけ。このグラデーションはレース棒を引くときに作るんだ。前、ガラス棒に別の色をのせるって言ったけど、正確にはガラス棒のままじゃないんだよ。ガラス棒をそのまま使ってもいいけど、より簡単なのはシャフトにガラスを巻いて、それを四角いウチワみたいに成形して、その上に色ガラスをのせる。
しば友:ペロペロキャンディみたいか?
ハム友:近いね。うちわの四角いエリアを2つとか3つの領域に区切って、似た色のガラスをのせる。それを引くときれいなグラデーションのレース棒ができる。領域にのせる分量とか、のせ方にもテクニックがあるんだけど、寝ちゃうからここまで。
ポメ友:あら、みけ友ちゃん、ガラスに耳を当ててどうしたの?
ああ、貝に耳を当てると海の音が聞こえるってやつね。でも、みけ友ちゃん、海、見たことないでしょ?
みけ友:絵本でみたニャ。大きな水たまりニャ。
ポメ友:そのガラスの貝からは、どんな音が聞こえるの?
みけ友:どんぶらこっこどんぶらこニャ。ももがながれてきたニャ。
ハム友:・・・小さな頃の教育って大事だね。
あり友:海知らぬ子猫が聞いてる波の音
●pero君の友だち紹介●
しば友:柴犬、男の子。
ポメ友:ポメラニアン、女の子。
ハム友:ハムスター、男の子。
みけ友:三毛猫、女の子。
あり友:性別不詳、年齢不詳。
みんな合わせて、みな友。
ポチッとおすニャ、バクハツするニャ。しないわよ!オドシか!?うん、脅しもいいよね。
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テーマ : ○○とあそぼ
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